とちはちみつをご紹介
トチはちみつをご存知でしょうか お菓子作りや料理の味付けにも使えるクセのないさっぱりとした味わいが人気のはちみつです。 今回はそんなトチはちみつをご紹介していきます。
【とちのきとは?】
4~5月に白や薄いピンクの花をつけます。春に花が咲き、秋ごろに実がなります。このトチノキですが、なんと日本では縄文時代から親しまれている樹木。
昔話で有名な「モチモチの木」はこのことを指しています。かなり身近なものだったことがわかりますね。
白い花が人々を魅了し、現在では世界中に散らばっています。実からとれるデンプンは餅や団子として郷土料理で受け継がれているほどです。
≪原産国は?≫
日本製のものがほとんどです。東北を中心に山奥で生育されています。
栃木県の県木に認定されているトチノキ。安らぐ香りを放ち、成長すると最大30メートルの高さにもなります。東日本では「トチはちみつ」に多くファンを持っています。世界では、温帯地域で広く愛される青木となり特にヨーロッパやバルカン半島に多く生育されています。
≪とちのきの花言葉≫
1本の木に豊富な花や実をつけることから「贅沢」「健康」と言う花言葉を持っています。ふんだんに惜しみなく咲いた花は、見ているだけで心が贅沢になる光景ですね。
【とちはちみつとは?】
琥珀色の香りの良い蜂蜜です。花粉が赤いものもあり、そこから採れるはちみつは、ほんのりとした紅色になっています。トキノキという花から採られたはちみつで、まろやかな甘みが特徴です。
海外ではマロニエと言う別名を持ちます。
春になると独特な香りに蜂たちが誘われ、はちみつ作りが始まります。しみじみと優しい味わいで、クセになる人も多いはちみつです。トチノキの花からは蜜、木の実からはデンプンがたくさん取れます。しかし、蜜は入手が難しいことから最高品質のものとして扱われています。
≪とちはちみつの特徴は?≫
ゆったりとしたコクがあり、クセのないすっきりとした味わいを感じることができます。
特にさわやかなフローラルの香りと柔らかい甘味はリピーターになる人が多いほどおいしいはちみつとして好まれています。
また、果糖の含有量が多く結晶化しにくいのも特徴です。
それだけ濃厚に甘味成分が詰まっていると言うことですね。固まりにくいので冬でもさらさら。さっぱりとした味を好むことにぜひ食べて欲しいはちみつです。
いろいろなはちみつを味わってみたい方にもぜひ食べて欲しい逸品です。
さらっとした優しさから、りんごやキウイなどの蜂蜜漬けも人気があります。
炭酸やお酒などで割って飲むのも、ぜいたくな大人の時間堪能できますよ。ストレートでも食べることができますが、おいしくて食べやすいので食べ過ぎには注意です。
ご興味のある方はぜひお試しくださいませ
「兵庫県産とちはちみつ」